今日は珈琲のお勉強のひとつ、ティスティングに行ってきました。
参加15人中 現役のQグレーダーが3人もいるという、ハイレベルなカッピング。
何人かは、自分のような経験の浅い人もいましたが、みなさんかなりの経験を積まれている方ばかり。
今日の第一セッションは 中米のハニープロセス珈琲のテイスティング
第二セッションは ティピカ、ブルボン、パカマラ、カトゥーラ、ジャバニカ、ゲイシャの香味を確認するというものでした。
第一セッションでは、グアテマラ、パナマ、エルサルバドルの5種類のハニー珈琲とそのなかに1種のウォッシュド珈琲が混ざっているものをカッピングします。
80点~86点の珈琲ということで、一番点の低いものと、一番点の高いものは、明らかに違いがわかりました。
第二セッションは、どれも、際立って特徴のある珈琲ばかり。
84点~88点を超える珈琲。
そのなかでも、やはりゲイシャは際立って、個性的でした。
このゲイシャは、ゲイシャの中でも特にすばらしく90点ということです。
どれも、今まで飲んだ中でも経験のないくらい素晴らしい珈琲でしたが、特にグアテマラのパカマラとコスタリカのカツーラは、華やかで、明るいとっても気に入った珈琲でした。
ボディ感や酸の質、甘みなどは、言われていることも、理解できるようになりましたし、だいぶ感覚的に会うようになってきた気がします。
しかし、やはり、自分のレベルでは感覚を、明確な点数に落としこむのは、非常に難しことです。
それぞれの品種を頭のなかで図形化して、いまの味をそのどこに当てはめていくかという作業にあるということ。
それには、ティピカを基準として、それより、強い弱い、近い外れているなど、図形を組み立てていくのだそうです。
でも、そのレベルに達するには10年、早くても5年はかかるということ
自分の場合は20年位かかるのでしょうか・・・ ヨボヨボになるまでには、なんとかなりたいものです(^^ゞ
すべての味をインプットするのは難しいですが、何となく、頭のなかにイメージは出来た気がします。
今回一番勉強になったのは、酸とボディのバランス。
「酸がキレイで強いのに、それに対するボディが弱いものは深く焼くことが出来ない」
逆に最近勘違いしてるのは、酸もボディも強いのに、浅めに焼いて、強烈に酸っぱいコーヒーにしてしまっている店も多いということでした。
頭も舌も、とっても、疲労した一日でした。
でも、心地良い疲労感です。
まだまだ、修行は続きます・・・・・
おしまい。
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