2014年9月29日月曜日

抽出でどれくらい味が変わるのか?

きのうに引き続き、SCAJ2014で頂いた豆を飲んでみました。

今日は、グアテマラ ブルボン ウォッシュ
やはり、これもかなり浅いローストです。




抽出後の出がらしを見ても浅さがわかると思います。
手前が今回頂いた豆、奥側が先週自分が焼いた、ブラジル フルシティになります。






















今回は、今までどおりの淹れ方と、今回SCAJで皆さんがやっていた、高温短時間抽出とでどれくらい味が変わるの確認してみました。

■2杯とも 15g 細挽き 湯温88℃ で150cc抽出します。

・1杯目は今まで同様の、淹れ方で 最初の50cc点滴抽出、次の50cc細く注入 最後の50ccお湯太めで淹れます

・2杯目は15cc投入し20秒蒸らし、そこから残り 135ccをどんどん注湯してゆきます。


1杯目ですが浅煎りということもあって、粉が浮いてこず、どんどん下に溜まってしまい、なかなかお湯が落ちてきません。
なんとか、3分で抽出

2杯目は1分30秒で淹れきりました。


味の方は、明確に違いました。
短時間で淹れきったほうは、酸味もフルーティーな香りも明確に出ています。
かたや、今までのように3分かけて淹れた方は、フルーティーな香りは同じように出ているのですが
味のほうが、ぼやけたような、ちょっと表現しがたい味。
カップの綺麗さがありません。

やはり、このレベルのロースト深さだと、短時間抽出は必須なのかもしれません。


でも・・・(きのうに引き続き、でも ですが)
やはり、綺麗な酸味で、素晴らしい香りなのですが、コクと苦味が自分の好みとはちょっとずれているような・・・

やはり、これらのコーヒーは今の時代の最先端の味なのでしょうけど・・・・
う~ん、ハレノヒコーヒー が目指すのは、この味では無いという気がします。

もっと、コクがあって、パンチが在って、甘い苦味のあるコーヒーを焼きたいです。
 (香りだけは持って行きたいですが!)

そう、今のコーヒーは華やかすぎるのです。
もっと、とろみも、苦味もあるけど、ふとした時に見せる甘さ、
そうです、昭和のコーヒーなのです。

SCAJに行ってよかったです。
自分が目指したい味が明確になった気がします。

時々は、Sweet&Floral もいいですけどね。
 (ヘタレだなぁ~・・・・)

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